飛行機見物(1) [路上観察]
5月31日、少し前の記事(http://kurohiko.blog.so-net.ne.jp/2009-06-04)で遭遇した建設途中の橋の向こう側、城南島へ飛行機ウォッチングに出かけました。
出発地点は品川駅。
箱根駅伝でもおなじみの八ツ山橋の手前で不思議な看板を見つけました。
串揚げ&ゴルフ。
下の小さなローマ字を追って見ると、どうやらゴルフ用品店じゃなくてゴルフバー、ということらしいです。
ゴルフバー、と言われてもピンときませんが、東京を代表する高級住宅地、高輪を擁する地域だけにあっても不思議ではないような気がしてきます。
品川神社を探してうろうろしていたときに見つけたのはこちらの落書き。
「天山参上」「肉男」「モンゴリアンチョップ」
一応、プロレス繋がりなんでしょうが、書いた人が何を言いたいのかわかりません。
こともあろうにモンゴリアンチョップですよ。
いつ天気が急変しても不思議ではないムシムシした暑さの中、不条理の風が吹き抜けます。
ようやく探し出した品川神社。
中央部、信号の上辺りにある盛り上がりは「富士塚」です。江戸時代に隆盛した富士山信仰の産物で、いわば「ミニ富士山」です。
傍らの国道15号線に沿って走る京浜急行の高架よりさらに高い位置にお社があるので、急な石段を登ります。
なにやらお祭が近いようで、男性たちが集まってお神輿をいじっていました。
こういうときに、さりげなく質問とか出来ないタイプなので、傍らで黙って参拝しました。
江戸時代、品川が東海道の岡場所として賑わっていたころはここのお祭はたいそう盛り上がったそうです。
国道15号線を南下します。
YAMAHAだけ、微妙な間があります。
その「間」を踏まえて読み上げてみると不思議なリズムが生まれていい感じです。
青物横丁駅の手前で左折し、東へ向かいます。
都道421号線もこのあたりはこんな名称らしいです。
何の変哲もない駅前通りにまさかのネーミング。
「何がジュネーヴ?どこがどう平和?」
と、誰もが突っ込むであろう唐突さですが、品川区のサイトを見ると
「 品川寺の梵鐘(はんしょう)を通じて品川区と友好都市提携を結んだジュネーヴ市(スイス)から、"Avenue de la Paix"(フランス語で「平和通り」)の標識が送られた。この通りは都道だが、同市と交流のある地元の方々の要望により名付けられた。」
と書いてありますが、経緯がわかりません。
残る謎。
しかし、現地にも謎物件を発見。
一見、なんてことない居酒屋さんですが、ちょっと拡大してみましょう。
「日本アホ会公認店」
と読めるのですが、どうでしょう?
謎だ…。
さらに、
絹子に一体何があったのでしょうか?
胸騒ぎが止まりません。
いやいや、こういう時こそ書いてある文面を素直に読んで気を静めましょう。
「雇用とくらしの安定を目指す社民党絹子の会連絡所 NISSAN(駐車禁止)」
…。
さっぱりわからないよ畜生!
ジュネーヴ平和通りの底知れぬポテンシャルに打ちのめされながらも、次回いよいよ湾岸地域へ。
(つづく)
出発地点は品川駅。
箱根駅伝でもおなじみの八ツ山橋の手前で不思議な看板を見つけました。
串揚げ&ゴルフ。
下の小さなローマ字を追って見ると、どうやらゴルフ用品店じゃなくてゴルフバー、ということらしいです。
ゴルフバー、と言われてもピンときませんが、東京を代表する高級住宅地、高輪を擁する地域だけにあっても不思議ではないような気がしてきます。
品川神社を探してうろうろしていたときに見つけたのはこちらの落書き。
「天山参上」「肉男」「モンゴリアンチョップ」
一応、プロレス繋がりなんでしょうが、書いた人が何を言いたいのかわかりません。
こともあろうにモンゴリアンチョップですよ。
いつ天気が急変しても不思議ではないムシムシした暑さの中、不条理の風が吹き抜けます。
ようやく探し出した品川神社。
中央部、信号の上辺りにある盛り上がりは「富士塚」です。江戸時代に隆盛した富士山信仰の産物で、いわば「ミニ富士山」です。
傍らの国道15号線に沿って走る京浜急行の高架よりさらに高い位置にお社があるので、急な石段を登ります。
なにやらお祭が近いようで、男性たちが集まってお神輿をいじっていました。
こういうときに、さりげなく質問とか出来ないタイプなので、傍らで黙って参拝しました。
江戸時代、品川が東海道の岡場所として賑わっていたころはここのお祭はたいそう盛り上がったそうです。
国道15号線を南下します。
YAMAHAだけ、微妙な間があります。
その「間」を踏まえて読み上げてみると不思議なリズムが生まれていい感じです。
青物横丁駅の手前で左折し、東へ向かいます。
都道421号線もこのあたりはこんな名称らしいです。
何の変哲もない駅前通りにまさかのネーミング。
「何がジュネーヴ?どこがどう平和?」
と、誰もが突っ込むであろう唐突さですが、品川区のサイトを見ると
「 品川寺の梵鐘(はんしょう)を通じて品川区と友好都市提携を結んだジュネーヴ市(スイス)から、"Avenue de la Paix"(フランス語で「平和通り」)の標識が送られた。この通りは都道だが、同市と交流のある地元の方々の要望により名付けられた。」
と書いてありますが、経緯がわかりません。
残る謎。
しかし、現地にも謎物件を発見。
一見、なんてことない居酒屋さんですが、ちょっと拡大してみましょう。
「日本アホ会公認店」
と読めるのですが、どうでしょう?
謎だ…。
さらに、
絹子に一体何があったのでしょうか?
胸騒ぎが止まりません。
いやいや、こういう時こそ書いてある文面を素直に読んで気を静めましょう。
「雇用とくらしの安定を目指す社民党絹子の会連絡所 NISSAN(駐車禁止)」
…。
さっぱりわからないよ畜生!
ジュネーヴ平和通りの底知れぬポテンシャルに打ちのめされながらも、次回いよいよ湾岸地域へ。
(つづく)
「ジュネーヴ平和通り」の破壊力がすごいです!
「ジュネーヴ通り」でも、「平和通り」でも良いような気がしますが。
「元町・中華街(山下公園)駅」のような、欲張り感を感じます。
by つぼっち (2009-06-28 10:17)
>つぼっちさん
破壊力!
まさに(笑)
そうそう、地下鉄大江戸線にも「西新宿5丁目(清水橋)」という駅があります。
さいきんそういう踏ん切りのついていない名称が目立ちますよね。
モンゴリアンチョップといい、品川区の不条理さは根が深そうです。
by クロヒコ (2009-06-29 23:30)
読ませて頂いていていろいろツッコみたいものが満載だったのですが(笑う)、個人的にクロヒコさんのこの一言があまりに綺麗ですべて持って行かれてしまいました。
「いつ天気が急変しても不思議ではないムシムシした暑さの中、不条理の風が吹き抜けます。」
これぞ文才ですね!!
あ、でも「日本アホ会公認店」というのはあまりにも気になり過ぎます・・・
今度お店の突撃レポートもよろしくお願いします(笑)
続きの記事も楽しみにしてま~す!!
by しのっち (2009-07-05 21:34)
>しのっちさん
どもども。
いえいえいえ!
文才なんてそんなそんな。
道歩いてていきなり「モンゴリアンチョップ」ですよ?
脳内のチャンネルを勝手に変えられてしまったような気がしました。
で、「全国アホ会」でググってみたらまさかのヒット!
https://www.ahokai.com/index.html
すごい!ラピュタは本当にあったんだ!
by クロヒコ (2009-07-05 22:28)