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にし(BlogPet) [その他]

きょうジャンボたにしは、クロヒコと親玉知子を従業したかったみたい。

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

『幻の湖』(ネタバレ全開) [その他]

邦画史を代表する名脚本家の一人、橋本忍が満を持して放った問題作です。(おまけに東宝創立50周年記念作品)
大雑把に要約すると、飼い犬に先導されてジョギングするのが趣味の雄琴のソープ嬢が、ある日飼い犬を殺され、その犯人に復讐を試みる、というだけの話なのです。
風俗モノというよりも、琵琶湖周辺のスポットを観光風味で拾い上げたジョギングスポ根復讐譚、といえます。
この時点でも視点がぶれていますが、怪しい外人ソープ嬢(実はアメリカのスパイ)、見晴台で笛を吹いている怪しげな男(実は宇宙飛行士)、主人公の源氏名であるお市の方にまつわる悲恋物語(実はお市はあまり関係ない)などの脇道が配置されており、これらの寄り道がいちいち冗長なテンポで描かれているので2時間40分という長大な作品となっています。
これらの要素が相乗効果を果たしているのではなく、ことあるごとに相殺しあっているので、好事家は目が離せない作品となっています。


主人公・道子の同僚、ローザがある日アメリカへ帰ることになり、二人で周辺の名所を巡ることに。
鵜川四十八体石仏というスポットで「この石仏がローザに踏ん切りを…」などと道子が思っていると、当人は上空を飛ぶ戦闘機を見て「あれはファントム…」などと機敏に察知しているわけです。この頓珍漢なギャップからも、本作の発するただならぬ狂気が伺えます。
さらに、東京のオフィスでローザはソープランドの業態についてのレポートを作成しますが、その最後に
「白い犬 白い犬 白い犬 走る女 走る女 走る女」とか打ち込みます。
なにやってんだよ!

愛犬シロを殺されてしまった道子は執念の捜査を開始。
警察署では冷たくあしらわれますが、現地の駐在さんは親切で、目撃者を集めて聞き取りまでしてくれます。
「すると、料理に失敗した男が鯉をめった切りににしたら犬が吠えた、と」
実直余ってシュールな発言です。
普段お行儀のいいシロが何故吠えかかったのか、結局謎のままです。

犯人の足どりを追って上京した道子は、鯉を捌いていたのが作曲家の日夏であることを確認し、彼の事務所へ。
いきなり面会を申し入れますが受付嬢にすげなく断られ、「じゃあ写真だけでも…」と頼み込みます。
すると、受付嬢が突然牙をむきます。
「あなたにあげる写真なんて、一枚もないわ!」えー?
思いがけない無礼に、観ていて鳩が豆鉄砲食らった気分です。

結局「憎い…。日夏が憎い。東京中の人間が日夏を庇っている!」と妄想中に丸の内でローザに出会った道子は、彼女の助力で犯人の家を突き止めます。
彼にジョギングの習慣があることを発見した道子は、すぐさまランニングウェアに着替えて追尾します。
思い詰めた眼で走行プランを思い描く道子。
「しばらくペースを合わせて…」
気分はすっかりハンティングですが、まだ2キロも行かないうちに息が上がってしまいます。
「日夏には後ろに目が付いていて、私を引きづり回して楽しんでいる!」
そんな妄想を逞しゅうしてる暇があったらちゃんと走れよ。
…いや、そもそもはじめから主演の南条玲子はランニングに向いていないことはバレバレなんですがね。走る姿勢の不格好さを見るにつけ、なぜ作中の道子がこんなにも自信満々なのか承伏しかねます。
駒沢オリンピック公園にやってきた道子は、日夏がややペースを落としたのを見て勝負に出ます。
「一気に距離を詰めて焦らせてやる!」
ものすごい目つきで、日夏のすぐ背後でデンプシーロールのように左右に進路を揺らす様子はかなり不気味です。
明らかにギョッとした日夏は、「ゆっくり走ろう」という表示のある橋を全速で渡り、どんどん先行してしまいます。
そら、逃げるよw
長閑な声が響く昼下がりの公園で、二人だけが必死のデッドヒートを繰り広げます。周囲の音をバカ正直に拾っているので、緊張感の削がれること甚だしい。
もとより息の上がっていた道子はぐんぐん引き離され、ついに標的を見失ってしまいました。
彼女以外にはわかりきっていた展開です。

失意のうちに雄琴に戻った道子は、笛吹き男と再会し、彼から戦国時代の悲恋話を聞きます。
かつて浅井長政に嫁いでいたお市の方…の侍女のおみつは、笛を通じて地侍と結ばれたものの、北近江へ織田信長が攻めてきます。
かつて自分を裏切った浅井への報復は苛烈を極め、お市が助命を請うた嫡男の万福丸もお尻からぶすっと田楽刺しにされて殺されてしまいます。
その処置に怒ったおみつは「琵琶湖を持ち上げ信長にたたきつけてやる!」と良くわからない絶叫を挙げて信長の勘気に触れてしまいます。
結局、彼女は逆さ吊りにされた末に湖に沈められてしまうのでした。
…この話のポイントは、道子の源氏名であるお市の方の話ではない、ということです。
そして自らの正体を明かす笛吹き男。彼はニュートリノを研究する科学者で、近いうちNASAのスペースシャトルに乗り込むそうです。
「僕は宇宙パルサーさ」
とか、いきなり言われても面食らうばかりなんですが…。
そんな彼に何故か切り取った髪を送る道子。遺髪かよ!
しかも「アメリカだから」ってだけでローザに預けてるし。もう頼りっぱなし。

また、かねてから気になっていた銀行の営業職が転任してしまうと聞き、デートに誘います。
湖東をドライブする二人。
琵琶湖大橋では「しかし高いなあ!」「琵琶湖って本当に広いのね!」。
渡岸寺の十一面観音を見て「わあ、本当に顔がいっぱい」「そうだねえ」。
そのまんまじゃないか!
これでは観光映画としては失格でしょう…。

さて、営業職と結ばれて寿退社する事となった道子。復讐を忘れて愛に生きることにしたのです。
平素から折りの合わなかった同僚「淀君」に呼び出された道子は後腐れなく和解します。
淀君いわく「白い犬と走るソープ嬢なんて、格好良すぎるのよ」
あんた本当にそう思ってるのか?w
道子、気分も軽く最後のおつとめへ。
その客はなんと日夏!なんでも琵琶湖の悲恋伝説を題材に作曲するとか。
忘れたはずの復讐のボルテージが限界に達した道子は、出刃包丁で襲いかかります。
あやうくかわして、そのまま逃げる日夏を、なんと日本髪に着物風衣装というコスチュームのままで追走する道子!
日夏は「ありがとうございました」という歓楽街のゲートをくぐって国道へ。
東京のリターンマッチとなりましたが、お互い消耗しきって琵琶湖大橋の階段にさしかかります。
よろめく日夏の後ろ姿の脇、側壁には「武死」というでっかい落書きが。
駒沢公園の「ゆっくり走ろう」といい、さきほどの「ありがとうございました」といいこの落書きといい、いちいち緊張感を削ぐような物件をきっちり画面に納めるのはやめていただきたい。
琵琶湖大橋の緩やかな勾配に力尽きた日夏は、ついに立ち止まってしまいます。
その脇を駆け抜けた道子。
「やった!勝ったわよ!」
って、ちょっと待て!それでいいのか?そういうことなのか?
しばらく勝利の余韻に浸る道子でしたが、急に思い出したように出刃包丁を抜きます。
焦る日夏に、
「お前なんかに琵琶湖に沈んだ女の恨み節なんて!」と言いざま腹部に刃を埋めます。
ぴょ~っとギャグみたいに吹き出す血。
あーあーあー。
ってか、沈んだのおみつじゃん。お市関係ないやん。もっと言うなら、シロも関係ないのかよ!とか誰もが思った次の瞬間、轟音とともにスペースシャトルの打ち上げ映像が!
これは意表を突かれます。

次のシーンで宇宙遊泳しているのは笛吹き男だ!だって笛を持っているから!(本当です)
遥か下に琵琶湖を見下ろしながら、彼は笛をそっと置きます。
浮かべるんじゃないですよ?
まるでガラステーブルに置くように、きっちりその場に静止する笛。
「この先琵琶湖が干上がって幻の湖になっても、太陽系が消滅する45億後まで、笛は琵琶湖の上にある…」(完)

…。
…。
…。
ソープ嬢、飼い犬との絆、復讐、ジョギング、スパイ、因縁話、美しい琵琶湖の景色、そして宇宙遊泳。
これらの要素が互いの存在を忘れてばらばらに自己主張しています。(でも、戦国時代の話だけは良くできていました)
例えるなら、
「キャッチャー以外のいくつもの目標に向かって全力投球している。しかしバッターがいない状況下に限ってストライクを投じることがある」
といった印象を受けました。

DVD…買おうかなあw
幻の湖 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 東宝ビデオ
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ジャンボ(BlogPet) [その他]

きょうはジャンボたにしと落下する?
それとも接近する?

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

『怪猫トルコ風呂』(ネタバレあります)(BlogPet) [その他]

クロヒコの「『怪猫トルコ風呂』(ネタバレあります)」のまねしてかいてみるね

去年の同僚の棒が下腹部に出血とともに新居への一閃によって、追うナオミ。
折りしも、変態済み)日出男に掴みかかる泰司。
ってことですがありません。
救いようのない折檻ショーがビール瓶でもなくビシバシ殴打、事態を待ってトルコの蓋が躊躇うこと請け合いです。

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

新潟(BlogPet) [その他]

クロヒコと、新潟が割り引きしたかったの♪

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

橋立鍾乳洞に行ってきました(BlogPet) [その他]

クロヒコの「橋立鍾乳洞に行ってきました」のまねしてかいてみるね

自分は、こちらは車でいます!
鍾乳洞♪
背のトッピングに左折すると良いでしょう?
もう梯子のSL列車を弁える。
奥多摩のが♪
鍾乳洞。

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

同行(BlogPet) [その他]

きょうはクロヒコと同行しようかな。
クロヒコは起用してくれるかな。

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

クロヒコ(BlogPet) [その他]

ジャンボたにしは特攻発狂しないです。
でも、クロヒコは政軍分離は存在したよ♪
だけど、クロヒコは、合流したかったの♪
だけど、自殺ー!

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

出発したかも(BlogPet) [その他]

クロヒコは、出発したかも。

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

長崎みたいな記憶したかも(BlogPet) [その他]

クロヒコと、改札したかったの♪
でも、クロヒコは特攻も連行しなかった。
だけど、クロヒコはアピールしなかった?
それできょうジャンボたにしがクロヒコと出来損ない主張されたみたい…
だけど、きょうジャンボたにしは、長崎みたいな記憶したかもー。

*このエントリは、ブログペットの「ジャンボたにし」が書きました。

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