好き好きボドムっ子 [歌謡の花道・メタルの花園]
今日はTSUTAYAでChildren of Bodom(チルドレン・オブ・ボドム)のCDを借りました。
自宅のCD棚を整理してたらいつの間にか紛失してたので。
TSUTAYAで借りたCDはいつも汚いのですが、これら2枚は新品同様でした。
聴く人が少ないからか、ブームに合わせて最近置いたからか、いまいち理由はわかりませんが、なんか得した気分。
最近メジャーになってきた感のあるへヴィ・メタルのジャンルが「メロディック・デス」略して「メロデス」です。
ボーカルはデスヴォイス(「ゴー!」ってやつ)でありながら、曲調はポップ☆といった、一見矛盾した要素が融合した妙なジャンルです。
へヴィ・メタルはかなり柔軟性のあるジャンルとはいえ、メロディーもスピードもだみ声も行き着くところまで行っちゃった感のあった20世紀末、このような各種いいとこ取りのジャンルが生まれたのは必然だったのかもしれません。
その中でもぶっちぎりで活きがいいのがこのChildren of Bodom略して「チルボド」。ちなみに仲間うちでは直訳した「ボドムっ子」で流通しております。
曲調は…なんというか、デス声に乗せてへヴィメタルの要素を通常の3倍の密度に圧縮して演奏したような感じです。
臭いメロディーも絶叫も轟音ギターの速弾きもドラムのバスドラム連打も、ぜーんぶまとめて3分ちょっと(笑)
濃っ…。
作曲とボーカルギター担当のバンドリーダー、アレキシ・ライホは」メロディーセンスと、フレーズのストック、全部の楽器の音を考慮した総合的な視点などを備えたすごい兄ちゃんです。
ちょっとエルビス・プレスリーに似てます。
今回借りたのは2ndと4thアルバムですが、今までリリースされている5枚の中で、やはりお勧めはこちらの2枚と思われます。
とにかくアルバム全体を貫く勢いが凄い。40分に満たない収録時間(なんてリスナー思い)なので、ダレずに一気に聴けます。
めくるめく轟音とメロディーのうねりに身を委ねるこの快感よ。
聞き終えた後に訪れる心地よい疲労感よ。
あと、アートワークが面白い。1枚目から5枚目まで一貫して大鎌持った死神さんです。ここまで一貫したジャケットも珍しい。とにかく聴け!ということでしょうか。。。
ちょっとでもへヴィメタルに興味のある人は騙されたと思って聴いてみてください!
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