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較べてみよう♪ [サッカー]

さあ、皆さんサッカー日本代表といえば女子!
南アフリカ大会では残念な結果だった男子の分も頑張って欲しいものです!がんばれ!なでしこJAPAN!

と、なるであろう男子の日本代表ですが、最近ようやくある矛盾に気付きました。
昨年度のJリーグ得点王、前田と鹿島の主将小笠原が代表から外れたのは少なからぬ驚きをもって迎えられました。
「Jリーグの活躍は認められないのか…」
じゃ、監督は?
岡田さんって、海外のチームで何か結果残したっけ?
どうして監督はよくて選手はダメなの?これって矛盾してね?

そこで、海外でそれなりの結果を残した近年の代表監督(トルシエ、オシム)と、そうではない監督(ジーコ、岡田)を較べてみましょう。・世界における日本代表のレベルの認識
ジーコが「日本選手は個人技でも世界に通用する」と言い放って、これといったチーム戦略も持たぬままドイツで惨敗したのは記憶に新しいところです。
しかし、間違っていようがなんだろうが、彼にはまだ世界的な視野がありました。
岡田監督にこの概念はあるのか?あるのならば、その分析に立脚したチーム戦略が立てられるはずですが…。
オシムは個人技の未熟さと体格の貧弱さを認めました。トルシエは個人技なんてとんでもない、レベルの差は歴然だと捉えていました。
これらの認識がより高次の要素に発展します。

・基本となる戦術はあるか?
上記の認識を踏まえ、トルシエは「ゾーンプレス」という戦術を実践します。オフサイドラインを常に意識してコントロールする事でボディチェックも最低限に抑える守備主体の戦法で、選手の組織化は稀有の司令塔中田英寿の存在とも噛み合い、地の利も活かしきって日韓大会で奇跡的な結果を生みました。
これには、トルシエが自らオリンピック世代も指揮して幅広い年代層に戦術を徹底させたことも作用しています。
オシムは、スタミナと敏捷性といった個人技のレベルアップに着目し、考えながら走るサッカーを提唱しました。これは誰の目にも理に適った戦法であり、うまくはまった際の華麗さは目を見張るものがありました。
しかし、その成熟を待たずして彼は病に倒れました。
その後継と目された岡田監督に、世界を視野に入れた日本代表の分析と、それに立脚した明確なチーム戦略はあるか?
その辺は誰もがわかっていると思いますが。

次期監督候補として、いくつかの名前があがっています。西野、ストイコビッチ、ブッフバルト…。
しかし、彼等は海外クラブはおろか代表チームの指揮も満足に執ったことがありません。
世界の中で日本代表がどのような位置にあるのか、ということがわからなければ、世界に通用する戦術を策定できず、チーム戦略の方向性も誤ることになるでしょう。
日本のサッカーファンの知名度よりも、客観的な実績を優先しなければいつまでたっても強くなれないでしょう。

以上は、監督の資質というよりそれを選定する協会の不見識を疑う文章であります。
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