船乗りが見ればジュゴンも人魚

定期的に世を騒がす「悪女型」事件。
複数の男を手玉に取り、口八丁手八丁で少なからぬ金をふんだくる。
…そんな「魔性の女」って、いったいどんな人？
と好奇心をそそられた挙げ句いざお面が割れてみると、かなりパッとしないルックスだったりします。
この種の事件が起こるたび、世の人は「なぜあんなのに魅了されたものだか、さっぱりわからない」といつも不思議がるのです。
しかし、男女の情交はルックスで勝負が付くほど単純ではありません。
そもそも、極めて個人的な恋愛感情に対して、一般的な美意識を当てはめる方が筋違いなのです。
とはいえ、それを踏まえてもなお「やっぱり、それでもアレはないだろう」という「悪女」は存在します。
その謎を一気に解きほぐしてくれる諺を思いつきました。

「船乗りが見ればジュゴンも人魚」

というものです。
まともな感覚ではジュゴンが女性に見えるはずはありません。
しかし、重度の女日照りとは正気と視覚を狂わせて余りある渇望状態なのです。
このようなあまりに過酷な環境を、男性はおぞましさのあまり目を背け、女性は想像できません。
仮に、1年半オナ禁させた男子の群れに、ちんちんのない人間（もしくはそれに似た生き物）を投入すれば、先を争ってむしゃぶりつくでしょう。
それが女性でなくても、気にしないでしょう。
人間とは自分たちが思うほど人間性を満たしてはいません。
さらに、相手に尊厳を見出ださなければ、老齢故の孤独や結婚願望などのトッピングもモリモリ咀嚼できましょう。

いわばこの場合のジュゴンたる「悪女」たちは、
・なるたけ女に免疫のない
・そして金を持っている
男性を嗅ぎ分ける嗅覚が発達しているのでしょう。
飢えて溜まって辛抱たまらなくなったタイミングを見計らって、海面にポカリと浮上して身をくねらせて蠱惑するのですな。
例えそれが傍目にはどんなに滑稽に映ろうと。

愛の本質とは人間らしい美意識ではなく、旧皮質由来の衝動に基づくということ。
ぶっちゃけて言えば、「破れ鍋に閉じ蓋」こそが至高の愛の形であることを、日々文化的たらんと志向する我々は信じたくありません。
理想と現実の認識の狭間にたゆたうコンプレックスの物陰に、ジュゴンは生息しています。
悪徳ホストやナンパ師といった人々も、その近くで目を光らせているんじゃないでしょうか。
誰もが思い当たる恐ろしい罠です。
ですから、よろしかったら皆さんも世に広めてください。

「船乗りが見ればジュゴンも人魚」

コメント 1

オナ禁するとどんな女にでも食らいついてしまうと言う
あなたの理論は理解できました。
そもそもなぜ、オナ禁するのか、そこがテーマではないですか。
最近は、オナニー続けていると短小包茎になるから
これを逆要して、オナ禁することで
エフライム縮退やデヒドテラシーを避ける方法が見出されています
副産物としては、とにかく女にもてる体質になれることでしょうか。それによって
悪女に捕まらない体質に強化することができれば
by オナ禁の真の効果は短小包茎の改善ですか (2013-03-31 10:10)