本厚木~鵠沼海岸(下) [大なり小なり旅の記録]
まだ4時半ということもあり、ちょっと疲れてもいましたが海まで行ってみることにしました。
なにより、JRいを使うと運賃が高くつくので、私鉄の駅まで行ってしまいたいというみみっちい性根もあります。
行きがけに境内の露天で大判焼きを買ったのですが、これが半生。
不味い大判焼きを初めて食べました。これも勉強です。
さっそく鳥居を潜って南下開始。
湘南のイメージ(偏見)を象徴するかのようなコントラスト。
相模線を渡って県道47号線をすぐ左折。
これまた相模線のイメージ(偏見)を象徴するようなコントラストを発見。
奥から、妙な様式の「モテル」→相模線→畑→簡易便所。
これまたすぐの県道46号線との交差点で見つけたのはこちら。
ウソをつくなウソを。
中瀬の交差点を右折、ほどなく景観寺交差点を左折。やはり地図を持っているとスムーズに歩けます。
しかしここまででも結構歩いてきたので、眠くて仕方ありません。何度も歩きながら寝入るかと思いました。
左手に発見したのは2階の表を鳩小屋にカスタマイズした家。
どれもみな、見慣れた鳩より一回り大きく、遠目にも珍種であることがわかりました。
小出川を渡ってすぐの丁字路を右折。すぐに新湘南バイパスを潜ります。
ここからは一本道です。
以前、赤瀬川原平さんの写真にもありましたが、茎が折れてもなお上を向く生命力。
自分のように生命力が希薄な存在にとっては感動的というより不思議な光景ではあります。
いつしか青い車線があるな、と思ったら、これが噂の自転車専用レーンでした。
でも使っている人はごくわずか。
右折車両の脇を通り抜ける際に車両がしょっちゅう進入したりしていたので、定着までにはかなりの時間がかかりそうです。
茅ヶ崎駅も近くなった辺りの歩道橋で衝撃のスローガンを発見。
え。
倉見って、このあたりですか?(再掲)↓
何もないんですけど…。こりゃ無茶です。
もっとも、先に開通した九州新幹線の新船小屋駅なんかも相当辺鄙らしいのですが…。
茅ヶ崎駅を華麗にスルーして、県道310号線と名を変え、道幅も狭まった道を相模灘へまっすぐ南下。
ようやく念願の海に辿り着いたのは6時ちょうど。
砂浜にはやはりカップルが似合います。
波打ち際へ下る階段に腰掛けて、仲睦まじい男女をぼんやり眺め、しばらく目を閉じるとこれまでの疲労が和らぎました。
あとは潮の香りと波の音で気を紛らわせて、東進を開始します。目指すは正面にぽつんと見える江ノ島です。
しかし夕暮れの浜辺は魅惑的です。
振り返ると富士山の右肩越しに夕陽が落ちていきます。
波打ち際に降りていくと、この辺のしめった砂は案外歩きやすいことが判明。おまけにアスファルトと違って路面が柔らかいので足に優しいです。
サーファーを横目に、時折跳ねっ返りの波を交わしながら、歩きます。
さて、波打ち際といえば国民的お約束を忘れるわけにはいきません。
愛の終わり。
とか遊んでいるうちにどんどん暗くなっていることに今さら気づき、遊歩道に戻ってずんずん進みます。
結局、小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅近くの引地川に架かる橋を渡った頃は日もとっぷり暮れて7時半。
駅前のパン屋さんのタイムセールの誘惑に負けてカレーパンを所望。
この駅は普通列車しか停まらないので、一度片瀬江ノ島駅まで乗車して折り返し、中央林間から東急田園都市線に乗り換えて帰宅しました。
帰宅して行程を調べたら20キロ以上ありました。
翌日の仕事は眠気と倦怠感のなかでこなしましたとさ。
(おしまい)
なにより、JRいを使うと運賃が高くつくので、私鉄の駅まで行ってしまいたいというみみっちい性根もあります。
行きがけに境内の露天で大判焼きを買ったのですが、これが半生。
不味い大判焼きを初めて食べました。これも勉強です。
さっそく鳥居を潜って南下開始。
湘南のイメージ(偏見)を象徴するかのようなコントラスト。
相模線を渡って県道47号線をすぐ左折。
これまた相模線のイメージ(偏見)を象徴するようなコントラストを発見。
奥から、妙な様式の「モテル」→相模線→畑→簡易便所。
これまたすぐの県道46号線との交差点で見つけたのはこちら。
ウソをつくなウソを。
中瀬の交差点を右折、ほどなく景観寺交差点を左折。やはり地図を持っているとスムーズに歩けます。
しかしここまででも結構歩いてきたので、眠くて仕方ありません。何度も歩きながら寝入るかと思いました。
左手に発見したのは2階の表を鳩小屋にカスタマイズした家。
どれもみな、見慣れた鳩より一回り大きく、遠目にも珍種であることがわかりました。
小出川を渡ってすぐの丁字路を右折。すぐに新湘南バイパスを潜ります。
ここからは一本道です。
以前、赤瀬川原平さんの写真にもありましたが、茎が折れてもなお上を向く生命力。
自分のように生命力が希薄な存在にとっては感動的というより不思議な光景ではあります。
いつしか青い車線があるな、と思ったら、これが噂の自転車専用レーンでした。
でも使っている人はごくわずか。
右折車両の脇を通り抜ける際に車両がしょっちゅう進入したりしていたので、定着までにはかなりの時間がかかりそうです。
茅ヶ崎駅も近くなった辺りの歩道橋で衝撃のスローガンを発見。
え。
倉見って、このあたりですか?(再掲)↓
何もないんですけど…。こりゃ無茶です。
もっとも、先に開通した九州新幹線の新船小屋駅なんかも相当辺鄙らしいのですが…。
茅ヶ崎駅を華麗にスルーして、県道310号線と名を変え、道幅も狭まった道を相模灘へまっすぐ南下。
ようやく念願の海に辿り着いたのは6時ちょうど。
砂浜にはやはりカップルが似合います。
波打ち際へ下る階段に腰掛けて、仲睦まじい男女をぼんやり眺め、しばらく目を閉じるとこれまでの疲労が和らぎました。
あとは潮の香りと波の音で気を紛らわせて、東進を開始します。目指すは正面にぽつんと見える江ノ島です。
しかし夕暮れの浜辺は魅惑的です。
振り返ると富士山の右肩越しに夕陽が落ちていきます。
波打ち際に降りていくと、この辺のしめった砂は案外歩きやすいことが判明。おまけにアスファルトと違って路面が柔らかいので足に優しいです。
サーファーを横目に、時折跳ねっ返りの波を交わしながら、歩きます。
さて、波打ち際といえば国民的お約束を忘れるわけにはいきません。
愛の終わり。
とか遊んでいるうちにどんどん暗くなっていることに今さら気づき、遊歩道に戻ってずんずん進みます。
結局、小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅近くの引地川に架かる橋を渡った頃は日もとっぷり暮れて7時半。
駅前のパン屋さんのタイムセールの誘惑に負けてカレーパンを所望。
この駅は普通列車しか停まらないので、一度片瀬江ノ島駅まで乗車して折り返し、中央林間から東急田園都市線に乗り換えて帰宅しました。
帰宅して行程を調べたら20キロ以上ありました。
翌日の仕事は眠気と倦怠感のなかでこなしましたとさ。
(おしまい)
相模線の電車が懐かしすぎて涙が出そうです。
ドアの開閉に、ボタンを押さなきゃいけないやつですね。
それにしても本厚木から鵠沼海岸までとは、すごい距離ですね。
お疲れ様でした、翌日の倦怠感分かります(笑)。
by つぼっち (2011-05-05 23:26)
そうですそうです。
相模線は駅間が長い割にあまりスピードが出ないんですよね。
茅ヶ崎から江ノ島までは以前歩いたことがあるのですが、信号で突っかかったりしないので自分のペースで進めるのはいいですね。
今回は天候に恵まれ、途中で休んだり甘い物を補充しながら歩けたので調子が良かったです。
でもつぼっちさんのように山道ではなかったので、まだまだ楽ちんですよ♪
by クロヒコ (2011-05-07 23:47)